工芸品DB
工芸品DBの記事一覧
京焼・清水焼とは?特徴・歴史・窯元と見分け方を徹底解説
京焼・清水焼は、京都で生まれた陶磁器の総称であり、安土桃山時代の茶の湯の興隆を背景に発展した工芸です。1605年に文献へ初出し、江戸時代には粟田口焼や音羽焼が並び、1644年頃に野々村仁清が色絵陶器を大成し、1699年には尾形乾山が鳴滝に窯を開きました。
九谷焼の特徴と五彩|古九谷と再興九谷の見分け方を徹底解説
九谷焼は、明暦元年(1655年)に後藤才次郎が石川県九谷村で開窯した色絵磁器です。赤・黄・緑・紫・紺青の九谷五彩を軸に、古九谷と再興九谷、さらに明治期の彩色金欄手へと展開してきました。
唐津焼とは?特徴・種類・見分け方をわかりやすく解説
唐津焼は、佐賀県唐津市を中心に育った日本の陶磁器で、1580年代の岸岳山麓での開窯を起点に発展した焼き物です。文禄・慶長の役で渡来した朝鮮人陶工が、蹴轆轤や登り窯、釉薬の技術を伝えたことで、茶陶としての地位を高めていきました。
瀬戸焼とは?六古窯最大産地の歴史・特徴・せとものの語源まで解説
瀬戸焼は、愛知県瀬戸市を中心に約1000年続く日本六古窯の代表的な陶磁器産地です。六古窯の中で唯一の施釉陶器産地であり、奈良時代の人工施釉陶器から鎌倉時代の古瀬戸様式、さらに1804年の磁器技術導入まで、産地の歴史そのものが日本のやきもの史の変化を映しています。
越前漆器の特徴と歴史|業務用シェア80%を誇る1500年の伝統
越前漆器は、福井県鯖江市河和田地区を中心に発展してきた、約1500年の歴史を持つ伝統漆器です。古墳時代末期の起源伝承から、1975年の伝統的工芸品指定、そして2021年に年間出荷額約63億円で全国1位に至るまで、歴史と産業の両面で際立った存在だといえます。
紀州漆器と根来塗|黒江に息づく朱と黒の技、歴史と研ぎ出し技法を解説
紀州漆器は、和歌山県海南市黒江地区を産地とする伝統的工芸品で、1978年に国の指定を受けた漆器である。黒江塗とも呼ばれ、日本四大漆器産地の一つに数えられます。
別府竹細工の編み方完全ガイド|8つの基本技法と歴史・産地の魅力
別府竹細工は、大分県別府市を産地とする竹工芸で、1979年に経済産業大臣指定伝統的工芸品に指定された。起源は『日本書紀』に結びつけて語られ、室町時代以前からの歴史を持つ工芸として位置づけられています。江戸時代には別府温泉を訪れる客向けのお土産品として発展し、現在も地域の産業と文化を支える存在です。
博多織とは?献上柄の意味・歴史・帯の選び方を徹底解説
博多織は、鎌倉時代の仁治2年(1241年)に満田彌三右衛門が南宋から持ち帰った織物技法を起源とする絹織物です。太い緯糸を強く打ち込む打ち込み織によって、帯に必要なコシと絹鳴りが生まれます。江戸時代には慶長5年(1600年)から黒田長政への献上が続き、献上博多としての格式が定着しました。
結城紬とは?ユネスコ無形文化遺産の真綿織の特徴・歴史・大島紬との違い
結城紬は、茨城県結城市を中心に鬼怒川流域で生産される絹織物です。奈良時代の絁(あしぎぬ)を起源とし、室町時代に「結城紬」の呼称が定着した、1300年以上の歴史を持つ工芸品である。 手で紡いだ真綿糸を使い、軽さと保温性、着るほど体になじむ風合いが生まれます。